こんにちわ、管理人です。
今日は以下のお話をします。
■目次
1.【近況】災害時も安心の賃貸暮らし
2.【事象】武蔵小杉のマンションで下水が逆流した?雨水合流式だったから?
3.【課題】不動産買うなら災害に強い不動産を選ぶ必要がある
4.【解決策】どうやって災害に強い不動産を探すの?(下水合流式と下水分流式の確認方法)
「1.【近況】災害時も安心の賃貸暮らし」
皆さん台風大丈夫でしたか?
私は大田区の多摩川付近に住んでいるので、
多摩川の氾濫が心配でした。
まぁ心配というのは命の危険のことで、
不動産のことではありません。
今は賃貸暮らしですから、
別にマンションがどうなっても構わないのです。
こんな時、賃貸は良いですよね。
「2.【事象】武蔵小杉のマンションで下水が逆流した?下水合流式だったから?」
私の住んでいる地域は大丈夫だったのですが、被害を受けた方々もいました。特に長野、栃木、福島、宮城などは被害が大きかったようです。ご冥福をお祈り致します。
そんな中、私が最も気になったニュースが、以下です。
え?
下水逆流?
。。。
最悪じゃないですか?
だって、マンションのエントランスが糞尿まみれってことですよね?
なぜそんな事態になったのか?
ニュース等を見ていると、下水合流方式だったからとのこと。
下水合流方式と分流方式の詳細はこちら↓
つまり、雨水と下水を一緒に川に流す方式だったんだけど、雨水が多すぎて処理しきれず下水と共に逆流した。(分流方式だったら雨水だけの逆流だったのに。)
ってことです。
なるほど。。
皆さん、下水の合流か分流かで不動産を見たことありますか?
私は恥ずかしながら合流式、分流式って初めて聞きました。。
こんなこともあるんだと良い勉強になりました。
不動産選びの際のチェック観点の1つに入れたいと思います。
「3.【課題】不動産買うなら災害に強い不動産を選ぶ必要がある」
エントランスが糞尿まみれになったマンション、いくら掃除したからといって買いたいですか?
ちょっと私は気が進みません。。
だから、可能な限り災害に強い不動産を選ぶ必要がありますね。最近災害も多いですし。
「4.【解決策】どうやって災害に強い不動産を探すの?(下水合流式と下水分流式の確認方法)」
ではどのように災害に強い不動産を選ぶのか。
まず、災害という観点だと賃貸という選択肢がもしかしたら良いかもしれませんが(資産価値下落というリスクが無いので)、
まぁ今回は買う前提でお話したいと思います。
4-1.下水合流方式と下水分流方式の確認方法
先ほどの糞尿まみれのような状態を避けるためには、分流方式の地域に住む必要があります。
で、その地域が合流式か分流式かは以下のサイトで調べることができます。(以下のリンクは川崎市と東京都の場合です)
例えば、武蔵小杉駅周辺の下水台帳を見ると以下のとおりです。

ちょっとわかり辛いですが、茶色の線は下水合流式を表します。(たぶん)
駅周辺はすべて下水合流式(つまり大雨で糞尿が逆流する可能性がある)ということがわかります。
次に川崎駅周辺。

青色の雨水線が見えます。これは下水分流式を表します(たぶん)。なので、このあたりは大雨による糞尿逆流のリスクは少ないように思います。
こんなサイトがあるなんて知らなかった笑
皆さん、とりあえず今住んでいる場所を下水台帳で調べてみてください!
糞尿逆流の可能性の有無がわかりますので!
4-2.複数の不動産屋さんと繋がること
4-1で災害に強い(下水逆流リスクの少ない)不動産の見つけ方がわかったと思いますが、それ以外の観点(地盤の固さとか、過去の災害履歴とか)はどうやって調べれば良いのだろう?
もうね、これは不動産屋さんに聞くのが手っ取り早いと思います。
オープンハウスさん等の大手企業と繋がっておくのは勿論ですが、購入予定の物件近くに昔からある地元の不動産屋さんとも繋がっておくと良いと思います。
地元の不動産屋さんは当然ながら地元のことをよく知ってますから、ニュースにならないようなちょっとした大雨の時がどうだったとか、細かい情報も教えてくれますから。
それで、効率的に複数の不動産屋さんと繋がることの出来るサービスがあります。
タウンライフというサイトです。
住みたい地域を登録するだけで、複数の不動産屋さんから、登録した地域の不動産情報を得ることができます。(もちろん、全て無料です)
是非使ってみてください。
タウンライフへのリンクは↓の画像リンクをクリックしてください。
以上です